よくあるご質問と回答(Q&A)

Q:RSICCコードは個人がRSICCに直接申込んで入手することができるのでしょうか?
A:日本からの利用申込みは、RSICCとの契約で原則としてユーザ会事務局を努めるRISTを通して行うことになっていますが、個人がRSICCに登録し、コードの利用を直接申込むこともできます。ただし、この場合には米国内でのソフトウェア輸出に係る手続き等で相当の日数を必要とします。また、利用申込みの度にソフトウェア1件当たり$1,188の配付手数料(2022年10月現在)を支払う必要があります。
   
Q:RSICCコードの中にはNEAデータバンク経由で入手できるものがあると聞きましたが、RSICCユーザ会経由で入手する場合と何が違うのでしょうか?
A:RSICCはNEAデータバンクとコードの相互提供に関する協定を結んでおり、多くのコードがNEAデータバンクに登録されていますので、NEAデータバンクの登録機関の職員はNEAデータバンク経由でRSICCコードを入手することができます。
ただし、最新版のRSICCコードがNEAデータバンクに登録されるまでにはかなり時間がかかります。
最新版のRSICCコードを迅速に入手できる点がRSICCユーザ会のメリットと言えます。

Q:RSICCコードを利用するには、RSICCユーザ会に入会する必要があるとのことですが、どのような手続きが必要なのでしょうか?
  また、年度途中で入会する場合の会費の扱いはどのようになるのでしょうか?
A:「会員登録申請」に所定の事項を入力し、送信をお願いします。
RISTが申請を受理した後、会費の支払い請求書をお送りします。
会費納入が確認された時点で会員登録を行い、登録が完了しましたらEメールにてご連絡致します。
なお、年度の途中で入会される場合にも会費は年会費の全額(185,186円(税抜))を納入して頂いています。

Q:連絡員とは何ですか?
A:ユーザ会会員機関には1名の連絡員を選任して頂き、氏名のほか所属(職名)、電話番号、FAX番号、Eメールアドレスをユーザ会に登録して頂きます。
コードの利用申込みは、利用希望者に行って頂きますが、必ず連絡員にも通知するようお願い致します。
ユーザ会年会費、コード配付料の請求書及びユーザ会が開催するRSICCコードに関する講習会のご案内、また、当財団発行の情報交換誌「RIST NEWS」は連絡員宛にお送り致します。
なお、連絡員の所属が変更になった場合、または連絡員が退職等により交代する場合は、後任の連絡員を「届け出事項変更届」によりユーザ会にお知らせ頂きますようお願い致します。

Q:RSICCコードはすべてSingle-User Licenseの対象となっていますが、これはどのような性格のライセンスでしょうか?
A:利用者個人がRSICCコードの利用条件に同意し、誓約書に署名をすることによって、当該個人に限定して利用の権利と利用条件の遵守義務とが発生する仕組みのライセンスです。
利用者はバックアップのために入手コードの複写を作成することは構いませんが、所属機関の内外を問わず、ライセンスを持たない他者に入手コードを利用させることはできません。
また、利用者はライセンス申請時の所属機関においてライセンスを取得することとなります。
他機関へ移籍される場合には、ライセンスの再申請をお願いします。
ただし、同一機関内での配置転換や事務所の移転等で勤務場所が変わってもライセンスは有効です。

Q:同一機関の複数の作業者が同じRSICCコードを用いて解析を行う場合には、代表者のみが当該コードのライセンスを取得すれば良いのでしょうか?
A:平成19年度半ばから、すべてのRSICCコードがSingle-User Licenseの対象となりました。
そこで、同一機関の職員であっても、利用者は全員ライセンスを取得して頂く必要があります。


Q:RSICCコードの中には、UNIX、大型機等のマルチユーザーOS向けのコードも含まれています。
  これらのコードをマルチユーザーOS環境の中で使用することはできるのでしょうか?
A:当該コードのライセンス取得者のみがアクセスできるように利用制限を行えば、RSICCコードをマルチユーザーOSにインストールし、ネットワークを介して複数の利用者(ライセンス取得者)が使用することができます。

Q:RSICCコードの配付手続きはどのように行われるのですか?
A:利用者(RSICCユーザ会会員機関の職員)からの利用申込書及び誓約書を受信した後、速やかにコード発送の準備に入ります。
利用希望コードがユーザ会登録コードに含まれている場合には、RISTでコードをパッケージして電子媒体を作成し、注意事項を記載したカバーレターを添付してパッケージを送付します。
また、登録コードに含まれていない場合にはRSICCに入手手続きを行い、コードが到着したら登録コードに追加し、利用申込者に送付します。
利用申込みから配付までの時間は、ユーザ会登録コードの場合で2〜3日、未登録コードをRSICCより入手する場合には2〜3週間程度となります。

Q:日本国内の大学や研究機関に、留学生、研修生、客員研究員などの資格で一時滞在している外国人に対して、RSICCコードを配付することはできますか?
A:RISTとRSICCとの協定に、「日本に居住する日本国籍者に配付することができる」との規定がありますので、RSICCユーザ会の枠組みでRISTから配付することはできません。

Q:入手したRSICCコードを改良したり、他のコードと組み合わせて使用するために修正しても良いのですか?
A:RSICCコード一般に対して、改良や修正を禁止する旨の規定はありません。
ただし、コードによっては利用者登録の必要なものもありますので、そのような場合には改良、修正の可否について、その都度コードの開発元に確認をお願いします。

Q:不要になったコードは廃棄して良いのですか?
A:利用者の責任においてPC等からの消去、メディアの廃棄処分を行い、ライセンスを取得していない第3者の手に渡ることがないよう注意をお願いします。