気水分離器

気水分離器 きすいぶんりき

 凝縮水を含む蒸気がタービンに入るとタービン効率を著しく低下させるので、凝縮水を除く装置である。沸騰水型原子炉では、炉心から出た気水混合蒸気は垂直軸方向に上昇し、原子炉上部にある気水分離器に導かれる。ここで蒸気は旋回流を与えられ、遠心分離作用によって水分を外側に、蒸気を内側に分離する。凝縮水を除いた蒸気は蒸気乾燥器を通過して原子炉容器上方配管から蒸気タービンへ導かれる。分離された飽和水は炉心上部の水中へ還流する。加圧水型原子炉では、蒸気発生器で発生した蒸気と水の混合物は気水分離器に入り,同じ原理で蒸気と飽和水が分離され、蒸気は湿分分離器を通過して蒸気発生器上方配管から蒸気タービンへ導かれる。


<登録年月> 1998年02月

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