ラジウム

ラジウム らじうむ

 radium(Ra)。原子番号88、原子量226.0254の天然に存在する代表的な自然放射性元素である。ラジウムには質量226のウラン系核種、223のアクチニウム系核種、228、224のトリウム系核種の3系列があり、α崩壊するものが多い。単体は白色の金属で、融点約700℃、沸点約1140℃、比重5〜6、金属および化合物の化学的性質はアルカリ土類金属に似ていて、単体の化学的性質は活性である。従って金属は空気中ですぐ酸化されて黒色となる。ふつう臭化ラジウムか硫酸ラジウムとして保存される。Ra−226は半減期1622年で医療用や放射線の標準として用いられる。天然ラジウムは従来放射線源や発光塗料などに使われてきたが、毒性もあるので近年はほとんど用いられなくなった。


<登録年月>
1998年01月




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