面線源

面線源 めんせんげん

 面状にほぼ均一に放射能を持つ物質が分布している放射線源をいう。放射線源の形状を点線源や体積線源と区別する必要がある場合に用いられる。例えば、汚染された液体中で使用された機器などの表面に放射性物質が付着した場合などが面線源となる。これらの汚染されたものの表面汚染を検査するための表面汚染検査計を校正するときには、一般に標準の均一面線源が用いられる。面線源の汚染の程度は放射能面密度で表され、単位は一平方メートル当たりのベクレル数などが用いられる。


<登録年月> 2012年05月

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