飛程

飛程 ひてい

 電子、陽子、アルファ線などの荷電粒子が物質中を進むとき、電離作用によりエネルギーを失い遂には粒子は停止する。停止するまでの距離、すなわち、飛跡の長さを飛程という。電子は、その進路の終わりに近いところでは、非常に屈曲して進むので、進路に沿って全飛程の長さを測り、これを特に「真飛程」という。


<登録年月> 1998年01月

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