ヒット

ヒット ひっと

 放射線の生物への作用において、細胞の中には、標的と呼ばれる放射線感受性の高い部分があって、ここに放射線が命中し、電離が起こることをヒット(hit)という。細胞の死、酸素や核酸の失活などがおこるのは、標的に放射線がヒットしたときである。標的は1細胞に1個、またはそれ以上ある。また、細胞が死ぬのは、1個の標的に1ヒットすることで発生することもあり、2個以上の多ヒットを必要とする場合もある。


<登録年月> 1998年01月

<用語辞書ダウンロード>PDFダウンロード



JAEA JAEAトップページへ ATOMICA ATOMICAトップページへ