実効線量当量

実効線量当量 じっこうせんりょうとうりょう

 臓器または組織(以下組織)がある量の放射線照射を受けるとき、それぞれが受ける異なった影響を、全身的な共通の尺度で実効的な線量当量(生物的な効果を考慮した値:単位はSv)に換算して健康障害を評価する方法。ある組織Tが放射線照射を受ける場合に癌や遺伝的影響のような障害(リスク)が発生する確率は、その組織における線量HTに比例すると仮定される。不均等照射の場合は組織の受けた線量HTと特有の感受性に基づく比例定数(組織荷重係数WT)を使用し、組織が放射線照射を受けたためのリスクを算出し、放射線を受けた全組織について足し合わせることにより、全身に対する実効的な線量当量(HE)が算出される。ICRPの1990年勧告では、同一内容に実効線量という語を使用している。HE=ΣWT*HT


<登録年月>
1998年01月




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