ジェネレータ

ジェネレータ じぇねれーた

 放射平衡の親核種から、娘核種をミルキングできるようにした装置。親核種の半減期が娘核種のそれに対し非常に長い場合、十分長時間(娘核種の半減期の10倍位)後には両核種の間に放射平衡(永続平衡)が成立する。放射平衡にある親核種から娘核種を分離して集める操作を、牛乳しぼりに類似させてミルキングという。ジェネレータは簡単な操作でミルキングができるようにした装置で、アイソトープジェネレータまたはカウともいう。放射平衡にあるSr−90→Y−90、Mo−99→Tc−99mなどの親−娘核種にミルキングが適用される。Mo−99→Tc−99mのジェネレータは医学の分野で盛んに利用されている。


<登録年月> 1998年01月

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