燃料エンタルピー

燃料エンタルピー ねんりょうえんたるぴー

 fuel enthalpy. 一般には原子炉燃料が保有するエンタルピーをいうが、特に、反応度事故時の燃料の健全性を評価する上での燃料の発熱条件を規定する値として用いられる。この場合には、0℃を基準として評価した燃料ペレットの初期エンタルピーに、反応度事故時の過渡出力発生により付加されるエンタルピーを加えた値の、燃料ペレット半径方向平均値をいう。原子力安全委員会の「発電用軽水型原子炉施設の反応度投入事象に関する評価指針」においては、燃科の許容設計限界及び事故時の燃料発熱量の制限値を上記のように定義した燃料エンタルピー(cal/g UO2)で規定している。(注:原子力安全委員会は原子力安全・保安院とともに2012年9月18日に廃止され、原子力安全規制に係る行政を一元的に担う新たな組織として原子力規制委員会が2012年9月19日に発足した。)


<登録年月>
2012年11月




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