再転換

再転換 さいてんかん

 ウラン濃縮工程では六フッ化ウランを用いており、濃縮終了後に製品ウランを酸化物に転換する工程。イエローケーキ(酸化ウランの混合物)から六フッ化ウランを製造する工程を転換と呼んでいるため、酸化物に戻す工程を再転換という。最も代表的な方法であるADU法では、まずUF6を加水分解してUO2F2とし、さらにアンモニアを加えてADU(重ウラン酸アンモン)とし、水素中でばい焼して粉末のUO2を得る。


<登録年月> 2010年11月

<用語辞書ダウンロード>PDFダウンロード



JAEA JAEAトップページへ ATOMICA ATOMICAトップページへ