クリーン開発メカニズム CDM

クリーン開発メカニズム くりーんかいはつめかにずむ

 clean development mechanism. 略称CDM。1997年の地球温暖化防止京都会議において採択された京都議定書の中で、各国の温暖化ガス排出削減の数値目標の設定とともに、この目標達成のための枠組として、国際レベルで市場メカニズムを活用した柔軟性措置の一つである。先進国の資金、技術援助によって途上国が温室効果ガス削減のプロジェクトを実施するもので、先進国は実現した温室効果ガスの削減量の一部を自国の温室効果ガス排出枠として獲得できる。この仕組みを先進国同士で行なうのが、「共同実施(joint implementation)」とよばれ、これも京都議定書に第6条に盛り込まれている。


<登録年月> 2002年03月

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