設計基準事故対処設備

設計基準事故対処設備 せっけいきじゅんじこたいしょせつび

 発電用原子炉施設において、異常な状態が発生した際に放射性物質の放出を防ぐための設備をいう。具体的には、運転時の異常な過渡変化より発生頻度の低い異常な状態であって、当該状態が発生した場合に発電用原子炉施設から多量の放射性物質が放出するおそれがあるものとして、安全設計上想定すべき事故(設計基準事故)に対処するための安全機能を有する設備をいう。これらの設備には非常用炉心冷却設備、原子炉格納容器スプレイ注水設備などがある。


<登録年月> 2013年12月

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