サーマルストライピング

サーマルストライピング さーまるすとらいぴんぐ

 高温気体と低温気体が交互に流入する現象をサーマルストライピングという。液体ナトリウムは熱伝導率が高いので温度差の大きいナトリウムがサイクル状に流入した場合でも構造物に悪影響がないとを考えがちである。しかし、T管や炉心上部機構で直接高温ナトリウムと低温ナトリウムの混合効果が期待できない場合、サーマルストライピングによって構造物を破損させる場合が生じるのでサーマルライナー等を設けておく必要がある。


<登録年月> 1998年01月

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