クリアランス・レベル クリアランスレベル

クリアランスレベル くりあらんすれべる

 clearance level. 原子力施設の解体撤去や運転保守に伴って発生する固体廃棄物のうち、放射性物質の放射能濃度が極めて低く人の健康への影響が無視できるため、放射性物質として扱う必要のない物を区分する放射能レベルをいう。このレベルは、金属やコンクリート等の廃棄物がどのように処分あるいは再利用されようとも、例えば、埋設処分場で地下水を通じて食物や飲料水に移行したものを人が経口摂取したり、建築資材や一般の材料として再利用されたとしても、人体への影響が年間線量0.01ミリシーベルト(mSv)以下となるように定めている。この線量は、日常生活で自然界の放射線から受ける線量(年間平均2.4ミリシーベルト(mSv))の100分の1以下であり、人の健康への影響を無視することができると国際原子力機関(IAEA)等が認める水準である。


<登録年月> 2010年11月

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