シグマ委員会

シグマ委員会 しぐまいいんかい

 日本独自の核データライブラリの整備を行うことを目的に、1963年に日本原子力研究所(原研)に設けられた委員会。日本原子力学会のシグマ特別専門委員会と一体的に活動を行い、低エネルギーから20MeVまでの中性子に関する評価済みライブラリJENDL(Japanese Evaluated Nuclear Data Library)を開発・整備している。日本原子力研究所が2005年秋に核燃料サイクル開発機構と統合して日本原子力研究開発機構(JAEA)となった後も活動を継続しているが、日本原子力学会のシグマ特別委員会との混同を避けるために、2010年度からは名称をJENDL委員会に変更した。なお、原研のシグマ委員会時代は核データセンター、JAEAのJENDL委員会では原子力基礎工学部門の核データ評価研究グループが核データ整備を担当するとともに、委員会事務局を務めており、委員は大学、研究開発機関、民間等の核データ研究者、利用者等で構成されている。


<登録年月> 2012年07月

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