動力炉

動力炉 どうりょくろ

 原子核分裂によって発生する熱エネルギーを電気エネルギーもしくは機械的エネルギーに変換して、または熱エネルギーとして利用する原子炉をいい、研究炉や実験炉等と区別して用いられる原子炉の形式である。現在の発電用原子炉がその中心であるが、船舶推進用原子炉なども動力炉である。軽水炉として世界で最初の発電用動力炉は、アメリカの原子力潜水艦用に開発したPWRを陸にあげたシッピングポート原子力発電所、電気出力100MW(1957年12月)である。


<登録年月> 2006年01月

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