緯度効果

緯度効果 いどこうか

 宇宙から地球大気中に降り注ぐ素粒子や原子核の宇宙線を一次宇宙線という。高緯度地方ほど地表に達する宇宙線の量は多くなる。この現象を一次宇宙線の緯度効果という。一次宇宙線の大部分は、銀河系からやってくる高エネルギー部分(10 MeV 〜1012MeV)と、太陽から放出される比較的エネルギーの低い(1MeV〜数百MeV)部分からなっている。宇宙線の大部分は陽子線(約90%)で、その残りがα粒子やLi、Be、B、その他の重い原子核である。宇宙線は電荷を持っているため、エネルギーの低い宇宙線は地球磁場の影響を受けやすく、。赤道に近づくに従い宇宙へ跳ね返される粒子が多くなるので、高緯度ほど宇宙線強度が高い。


<登録年月>
1998年01月




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