安全保護系

安全保護系 あんぜんほごけい

 原子炉運転中に、原子炉の過出力状態や出力の異常上昇などの異常状態を検知した場合、原子炉緊急停止系を作動して自動的に(あるいは手動で)原子炉停止すると共に、事故時においては炉心及び格納容器バウンダリーを保護するため工学的安全施設を作動させる設備の総称。安全保護系は確実に作動するように多重性及び独立性を持たせ、単一故障によって保護機能を喪失しないように設計されている。


<登録年月> 1998年02月

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