放射線取扱主任者

放射線取扱主任者 ほうしゃせんとりあつかいしゅにんしゃ

 放射線施設において、放射線の過度の被ばくや放射線障害の発生を防止し、放射性物質の適正な使用状況を監督させるため、国家試験に合格し、放射線取扱主任者免状を有する者のうちから、事業所ごとに専任されたものを放射線取扱主任者という。放射線障害防止法では、放射線取扱主任者の誠実な職務遂行義務、放射線業務従事者等の主任者の指示事項の遵守義務及び事業者の主任者意見に対する尊重義務が定められている。放射線取扱主任者免状には第1種免状と第2種(一般及び放射性同位元素装備機器名)免状があり、取り扱う放射性同位元素の種類、量、形態、機器などによって必要な資格が選別される。


<登録年月> 1998年02月

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