放射線治療

放射線治療 ほうしゃせんちりょう

 放射線のもつ生理学的作用を利用して、病気の治療をすることをいう。癌その他の悪性腫瘍などの疾患に対して行われる。悪性腫瘍細胞は、正常な細胞に比べて放射線に対する感受性が高いので、これに大量の放射線を照射すると悪性腫瘍細胞の壊死が起こる。病的組織への破壊を最大にし、正常組織への障害を少なくするために、放射線ビームの種類を選び、あるいは方向を変えながら照射するなどの対策がとられる。放射線の照射の方法には外部照射、腔内照射、組織内照射、内用療法があり、放射線線源としては、Co−60、Ir−192、I−131などが用いられ、また、電子線などの発生装置としてはサイクロトロン、リニアック、などが用いられる。また脳腫瘍病治療には重粒子線や原子炉からの中性子も用いられる。局部の放射線量は約60Svに及ぶ。


<登録年月>
1998年02月




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