放射性発がん

放射性発がん ほうしゃせいはつがん

 放射線被曝により発生したがんをいう。発ガンの実験は多数の動物と長い年月を要するが、主としてマウスによって研究されている。低線量率の放射線連続照射では0.1Gy/日程度で腫瘍発生率が上がる。一般に線量が高いと潜伏期が短く、発がん率が上昇する。マウスの実験ではリンパ性白血病、甲状腺ガン、肺、卵巣、乳腺そして脳下垂体などで腫瘍発見が著しい。また、短時間に過大な被ばくを受けた場合、皮膚等に著明な障害(皮膚ガン)をともなう。腔内・組織内照射による内部照射では、α線による白血病、甲状腺ガンおよび骨肉腫の誘発が顕著である。組織によって急性効果が重要視されるものもあれば、晩発効果が重要視されるものもある。


<登録年月>
1998年02月




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