崩壊生成物

崩壊生成物 ほうかいせいせいぶつ

 放射性物質が崩壊(自発的にα線、β線、γ線などの放射線を放出)して、新たにできた核種をいう。自然界の放射性核種にはその崩壊生成物もまた放射性で、さらに自然崩壊して他の核種に変わるものが多い。自然界には原始核種U−235やU−238、Th−232の崩壊系列に属する多くの崩壊生成物核種が存在し、自然放射線による被ばく線量の中で大きな部分を占めている。


<登録年月> 1998年02月

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