地層処分 深地層処分

深地層処分 しんちそうしょぶん

 geological disposal. 放射性廃棄物を、地下数百メートルの安定な地層岩盤中に建設された処分場に、再び地表に取出す意志なしに永久に収納し、人間による管理から外した状態におくことをいう。これは、放射性廃棄物を地層を介して生活圏から隔離し、地層で構成される天然バリアに固化体、容器、施設等の人工的に造る人工バリアを加えて、多重バリアによって隔離効果を持たせるものである。廃棄物のもつ危険性が数千年以上も持続する高レベル放射性廃棄物およびTRU(超ウラン元素)廃棄物に対応した技術開発が現在進められている。


<登録年月> 1999年03月

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